信頼・安心できる
ファイナンシャル・プランナーが見つかる！

現在は別の仕事に就いている方の中にも、ゆくゆくは資格を取得し、ファイナンシャルプランナーとして活躍したい方もいるでしょう。
それにあたり、どのような経験をしておくべきでしょうか?
また、転職は何歳までなら可能なのでしょうか?
今回はこれらの点を中心に解説していきます。




【転職するにあたって経験しておくべきことは?】

ファイナンシャルプランナーは、依頼者のライフプランを設計し、アドバイスを送ったり、適切な金融商品を提案したりします。
また、そのためには、依頼者がどんな人物なのか、何を求めているのかを見極める力が必要になります。
つまり、多くの人とコミュニケーションを取る経験を積んでいれば、ファイナンシャルプランナーへの転職に活かせるということですね。
具体的には、営業職として働いたり、サービス業で働いたりすることで、ファイナンシャルプランナーとして人の気持ちを理解するためのスキルが身に付きます。



【何歳まで転職は可能なのか?】

ファイナンシャルプランナーとして、金融機関等に勤務したいという場合、転職はできれば早めにする方が良いでしょう。
なぜなら、金融機関等の多くは、業界や会社のルールをいち早く吸収してもらうために、比較的若い人材を求めているからです。
具体的には、30代中盤を過ぎると、採用してもらえる可能性はかなり下がります。
ただ、ファイナンシャルプランナーの資格取得自体に年齢制限はありませんし、不合格になったとしても何回も受験できます。
つまり、企業系ではなく独立系を目指すのであれば、やる気と努力次第で何歳でも転職できるということですね。


【転職する際の面接で意識すべきことは?】

企業系ファイナンシャルプランナーに転職する際は、当然金融機関等で面接を受けることになります。
このとき意識したいのは、企業に“信頼できそうな人”というイメージを与えることです。
ファイナンシャルプランナーはお金、生活のプロフェッショナルであり、依頼者から信頼されないことには成り立ちません。
そのため、面接の時点で“信頼できない”というイメージを企業に与えてしまうと、なかなか採用してもらえないでしょう。
例えば、清潔感を重視した服装を心掛けたり、話す際にしっかり口角を上げたりすることでも、面接官に与えるイメージはかなり変わってきます。


【ファイナンシャルプランナーへの転職は難しい?】

皆さんが一番気になっているのは、やはり「ファイナンシャルプランナーへの転職は難しいのか?」という点でしょう。
結論からいうと、関連資格さえ持っていれば、転職すること自体はそれほど難しくありません。
その理由は2つあり、まずは“退職してしまうファイナンシャルプランナーが多い”ということが挙げられます。
特に、金融系の企業におけるファイナンシャルプランナーは、仕事のノルマも多く、なかなか入れ替わりが激しくなっています。
したがって、中途採用であっても、やる気や資格があれば十分採用してもらえるでしょう。
また、もう1つの理由としては、“ファイナンシャルプランナーの働き口が多い”ということが挙げられますね。
ファイナンシャルプランナーといえば、金融機関や保険会社等で働くというイメージが強いですが、他にも働き口はたくさんあります。
例えば、不動産会社や建設会社、クレジット会社のほか、一般的な企業の総務や経理等でも、ファイナンシャルプランナーの有資格者は優遇されやすい傾向にあります


【まとめ】

資格さえあれば、まったくの未経験であっても、ファイナンシャルプランナーに転職できる可能性は十分にあります。
ただ、ある程度前職で培った経験やスキルがないと、その後一線で活躍するのは難しいでしょう。
また、年齢によっては選択肢が独立系に限られる場合もあるため、自身の状況を把握した上で転職を検討するのも重要です。