信頼・安心できる
ファイナンシャル・プランナーが見つかる！

株式投資やFXなどで資産運用を行い、教育資金や老後資金を貯めようとする方は多いです。
しかし、実際に行うのであれば、こちらは必ずしも成功するものではないということを理解しておきましょう。
ここからは、ファイナンシャルプランナーに聞きたい、資産運用におけるよくある失敗について解説します。

「資産運用におけるよくある失敗6選」

教育資金や老後資金の貯蓄を目的とした資産運用では、以下のような失敗が起こりやすいです。

・目的、目標を設定せずに始める

・1つの商品に集中して投資する

・生活費を使う

・すべて他人任せで運用する

・いきなりリスクが高い投資をする

・損失を取り返そうとする

❚目的、目標を設定せずに始める

目的や目標を設定せず、「周りに勧められたから」といった理由で、なんとなく資産運用を始めてしまうと、失敗する可能性が高くなります。
なぜなら、資産運用は目的や目標により、適した方法が変わってくるからです。

よって、教育資金や老後資金を貯めることが目的の方は、具体的にどれくらいの期間で、どれくらいの金額を貯めたいのかについて、事前に設定しておくことをおすすめします。

❚1つの商品に集中して投資する

資産運用の方法は、1つに絞らなければいけないわけではありません。
むしろ、投資先を分散した方が、リスクは軽減されます。

例えば、資産運用の資金すべてを1つの株式に投入したとしましょう。
このような場合、こちらの銘柄が大きく価格を下げてしまうと、多額の資金を一気に失ってしまう可能性があります。

一方、複数の株式に投資したり、株式とFXなど、別の種類の金融商品に資金を分散したりすれば、いずれかの銘柄・商品で値崩れがあったとしても、他の投資先でカバーすることができます。

❚生活費を使う

資産運用は常にリスクと隣り合わせであり、短期間で見ると損失を被るケースはよくあります。
そのため、運用に回す資金は、必ず余剰資金のみにしなければいけません。

このとき、生活費まで資産運用に回してしまい、さらに損失が出てしまったら、教育資金や老後資金の貯蓄どころか、生活もままならなくなってしまうため、注意してください。

❚すべて他人任せで運用する

資産運用を行うにあたって、ファイナンシャルプランナーや金融機関の担当者、知人の個人投資家などに相談するという方は多いです。
しかし、自身より知識がある人物がいるからといって、商品選びをすべて任せたり、言われるがまま購入・売却したりするのは良くありません。

有識者の意見を採り入れるのはもちろん大切ですが、商品選びや投資のタイミングについては、自分自身で判断すべきです。
すべて他人任せで損失が出てしまうと、とてもやるせない気持ちになります。

❚いきなりリスクが高い投資をする

融商品には、リスクが高い代わりに大きなリターンを得ることができるものもありますが、十分な知識を持たないまま、このような商品で資産運用をしてしまうと、失敗する可能性が高くなります。

また、教育資金や老後資金の貯蓄という目的に向かって資産運用をするのであれば、ある程度ノウハウが身についても、ハイリスク・ハイリターンの資産運用は避けるべきです。

❚損失を取り返そうとする

資産運用に失敗し、資金が減少したとき、なんとか取り返そうと焦ってしまう方は多いですが、こちらも決して良くない行動です。

このような状況では、なかなか冷静な判断をすることができず、かえって損失が膨らんでしまう可能性が高まります。

「まとめ」

ここまで、ファイナンシャルプランナーに聞きたい、資産運用でよくある失敗について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
経験豊富なファイナンシャルプランナーは、教育資金や老後資金を貯めるための資産運用に関して、これまでに数えきれないほど相談を受けています。
そのため、相談することで、極力リスクを抑えながら、少しずつ着実に貯蓄できる方法を伝授してもらえることでしょう。